IPAじゃなくてHPA? 大麻から造られたビール【本日のクラフトビール 18杯目】
こんばんは、ともぞーです。
お久しブリーフです。
いやー、しっかし暑いですなぁ~。
ここまで暑いと、90年代ニューヨークのラッパーみたいに、ステレオじゃなくてエアコンを担いで街を歩きたい気分です。
皆さん、くれぐれも体調管理に気を付けて、楽しいお酒を飲んでくださいね。
さー、それでは
今回は『本日のクラフトビール』のコーナー
今日はのっけのタイトルからインパクト大ですね!
本日紹介するクラフトビールはこちら
はい、ドンっ!
The Hemperor HPA
Brewery(ブリュワリー): New Belgium Brewing Co.
Location(場所): Fort Collins, CO(コロラド州)
ABV(度数): 7.00%
IBU(苦味): 55
Style(種類): American IPA
なになに!?
HPA?
IPAじゃなくてHPA?
そう、これはHPAと名づけられたビールなんです。
HPAとは『Herb x IPA』の造語なわけだ!
ハーブ? ってなりますが、
ズバり、日本でいう大麻です。
もしくはマリファナです。
ヘンプといった方が響きがいいのかな。
もちろん、ビールにはトリップしてしまうTHC成分は含まれていないので、これを飲んでハイになることはありません。
安心してください、入ってませんから!
しっかし、このおっさん…
悪っそーな顔して、なんか安心でけへんなぁ~。
ヒゲやら冠から、マリファナを全身にまとってるで~。
なんで関西弁?
あれ?
もしかしてよーく見ると、尾崎紀世彦さん?
尾崎紀世彦さんだー!
また吸う日まで?
でもー、パッケージをよーく見ると
どーやら人違いだ。
このおっさん、尾崎紀世彦さんではなく、ヘンペラーさんだったよーです。
この方がビールの名前にもなっているキャラクターなのかな。
HPA同様、ヘンペラーも造語になってました。
『HEMP x EMPEROR』で、ヘンペラー吉田か。
日本語にすると、大麻の皇帝。。。
いや、やっぱこのおっさん信用でけへん!
自分絶対悪いやん!
でね。そうそう、
このビールは先日のビアフェスのブログ記事で登場したビールです。
はじめての出会いはヴィーガンのビアフェスでした。
その記事はこちら↓
この記事でも書いたんすけど、ビアフェスで最高に気持ちぃロケーションだったんで、飲み放題ってのもあり、、、
ベロっベロだったんで、正直どれを飲んだとか、味なんか到底思い出せるわけもなく。。。
ただ、たっくさんクラフトビールを試飲したけど、このHPAの個性ある匂いと味は一番印象に残ってました。
とゆーのも、今までヘンプビールは何度か飲んだことあったが、IPAミックスなんて飲んだことなかったし、匂いもユニークだし、記録より記憶って感じの印象でした。
で、今回その味を再確認すべくスーパーで見つけて買って、おうちで冷静にテイスティングし直すことに。
それでは、気になるお味の感想を
ビールの栓をあけた瞬間、マリファナのいい香りが部屋に広がる。
そして飲んでから、口の中でもマリファナ臭全開のフルスロットル!
匂いと香りは強烈だが、味自体はいつも飲んでるようなIPAよりは、かなり薄め。
正直ゆーと、めっちゃ美味いわけではないっす。
ただ、このビールは話題性とインパクトがあったんで
星、四つ!
ともぞー指数 ★★★★☆
実際、何本か飲んでこの味に慣れてくると、星が4つから3つに減りますね。
ヘンペラーがヘルペラー
人間ってのは、感動や感謝ってすぐに薄れてしまう醜い生き物ですからね。
それでは最後に、このブリュワリーのことを
New Belgium Brewing Co.
ここはあまりに有名すぎて、日本でも知っている方は多いはず。
超絶デカすぎるビールメーカーなんで、日本にもAmazonとかで大量流出してそうーですね。
FAT TIREってのがここの一番有名なビール
しかしねー、最近のクラフトビールブームの流れに疑問を持っているともぞーなのだが、、、
このビール工場もそう。シエラ・ネバダ社も同様ですが、ここまで世界に流出していて、世界中どこにいても飲めるようになると、クラフトビールと呼ぶのはおかしい気がする。
最近日本でもファンが増えている、バラストポイントやストーンとかも、もークラフトビールではないっすよね。
大手資本が参入、もしくは大手に売却して、年間生産量がクラフトビールの域を遥か彼方へ超えて。
もーただの大手ビールメーカーですわ!大手ビール業者ですわ。
別にそれが悪いとか言っているわけではないし、否定するつもりもないし、自分も普段飲みます。
ビール好きにとって一番肝心なのは、年間生産量よりも味です!
ただ、海外のビール=クラフトビールだと思わせるような広告には疑問を感じてしまってます。
あくまでクラフトビールはマイクロブリュワリーで小規模生産です。地元で家族や友人たちと少人数でがんばっているブリュワリーがたくさんあります。
その方たちからすると、上に述べたようなビール会社はバドワイザーなんかとなんら変わりません。
差別ではなく、区別をしたいだけ。
どーでしょー、クラフトビールではなく、元クラとジャンル分けしてみては。
元クラフトビール!
元ヤンがあるなら、元クラもあってもいーのではないでしょうか。小規模のマイクロブルワリーから成功して、努力して大きくなったんです。
最後はちょっと湿っぽい感じになってしまいましたが、ビールに対する意見は人それぞれですし、スナック菓子のように味の好みもそれぞれ違います。
正解も不正解もありません。他人の意見ではなく、自分に合ったものを選ぶのが良いですよね。
てなわけで、みなさんもアメリカ来て見かけたら、是非試してみてくださいね。
さー、それでは
乾杯~っ!
ヒマワリ、好きだな~。
ほなまた、ほなまた、ほなまたっ!
チャオー