ロサンゼルスで今一番熱いエリア。犯罪多発地区生まれのビール【本日のクラフトビール 10杯目】
ばんばんば、ともぞーです。
いやー、寒いっ!
11月に入りサマータイムも終わり、こちらLAもすっかり寒くなってまいりました。
最近、朝と夜は家の暖房をつけていないと、ちょいちょいブルっとくる気温です。
とは言っても、日中は20度くらいはあるんすけどね。
だもんで運転してるとき、朝と夜は車内で暖房。昼は冷房。
という訳ワカメなロサンゼルスの気候であります。
女心とロサンゼルスの空。
秋の空と蒼井そら。中国で大人気。
さっ、それでは最近飲んだビールのお話。
今日ご紹介するビールはこちら。
はい、ドンっ!
地元ドジャースのポストシーズンを自宅で観戦しながらの参戦。
Expatriate IPA
Brewery(ブリュワリー): Three Weavers Brewing Co.
Location(場所): イングルウッド(ロサンゼルス・カリフォルニア州)
ABV(度数): 6.90%
IBU(苦味): 65
Style(種類): IPA
ここのブリュワリーは、ロサンゼルス国際空港(LAX)のすぐ横。
イングルウッド(Inglewood)という街にあります。
ここ、ここー。ココ山岡〜。
もーほんっとLAX空港からすぐ。車で10分ちょいくらいかな。
まずは、気になるお味から。
ホールフーズで数ドルかと思ってちゃんと値段をチェックせずに買ったら、10ドルもしやがったブラックペッパーサラミをつまみに、
いざ、試飲。。。
ドジャースのエース、カーショーが背後に。
餃子は王将、野球はカーショー!
喉越しすっごい。かなりドライで辛口。
喉越しはスーパードライより何倍も強烈。
これぞIPA!これぞIPAの醍醐味。IPA好きは絶対好きな味。
かんなりスッキリ。
めっちゃタイプのIPAです。
苦味が一瞬に広がりながら、炭酸が猛スピードで喉仏のバビロンに噛みつき、パキっ!とした鼻に抜けるザイオンの爽快感。
柑橘系のいい風味も広がる。かなり後味、口の中がホップ。
エリカがもっと例えてあげる、、、
私がただのIPAマニアだとしたら、あなたはIPA界の音速の貴公子よ!
F1レースのように一瞬に風味と苦味が走り抜けるので走り抜けた後、前髪が額をフワフワして、一瞬自分に何が起きたのか分からなくなるような後味しつこくないスッキリ、サッパリした味わい。
匂いは、
いい!好きなIPAの匂い。匂いだけでいい予感。
第一印象から決めてました!
色は、
好きなIPA系の色。オロナミンC系の真っ黄色ではないが、明るい。クリア。
デザインは、
かっこいー。配色もグラフィックもモダンでアーバンなデザイン。
細部まで凝ったデザイン。このネオンサインのような蛍光緑、気持ちいい色合いですね。
ともぞー指数 ★★★★★
文句なしの満点ジャッジ!強烈にオススメします!
苦味あり。爽快感あり。炭酸キツめ。
ふにゃふにゃ草食系ではなく、アメリカ人のようにはっきりしていて直球。
インコース高めのストレート。一瞬に眠い目がさめる味。
ここでちょいと雑談、、、
実は... このブリュワリーがあるイングルウッドって街...。
最近、地域開発により物価も高騰し以前より大分ましになって来ましたが、
ロサンゼルスで3本の指に入るほどの超絶治安の悪い犯罪多発地区です。
ちょーど上にのっけた地図に、405(フォー・オー・ファイブ)っていうフリーウェイがあんすけど、405より東側はむっちゃ治安の悪いゲトーです。
このブリュワリーは405より西側。
西側きよし師匠。
僕は以前、このブリュワリーに一度偵察に行ってまいりました。
この辺りは全然治安が悪くないので、日本から来る方も安心です。
このブリュワリー、個人的には今までロサンゼルスで足を運んだビール工場の中でかなり上位にランクインします。
まだ開発途中の観光地化されていないエリアなので、ビールの種類や味はもちろん、周りもインスタ映えばかり気にしている内側カメラを多用するキラキラした人種が少なく、背伸びせずに落ち着いた雰囲気で過ごせるので気に入りました。
今度、ここのブリュワリーに行ってきたレポートも記事にしていきます。
最近また新たなビール工場を3件開拓したんすけど、ブログのスピードが追いつきません。。。
最後に、ロサンゼルスで絶対に行ってはいけない危険極まりないゲトーエリア。
コンプトン、イングルウッド、スキットロー、サウス・セントラル。
これはLAに旅行に来る際に覚えておいてくださいね。
ちなみにコンプトンは、全米一治安の悪い犯罪多発地域です。
銃社会アメリカの治安の悪いです。
新宿の歌舞伎町なんかの治安の悪いとは比べ物になりません。
でもねー、興味もっちゃう日本人はたっくさんいるんよねー。
僕もこっち来るまではその一人でした。
HIP HOPミュージック好きは、みんな興味を持ってしまうエリアなんす。
アメリカ西海岸のラッパーたちはまさにコンプトンやイングルウッドの超極貧な街から、一攫千金を夢見てラップで成功し見事にピラミッドの底辺からスターダムにのし上がってきた方が多いのは事実。
映画のような本当の話ですが、このようなエリアで生まれ育った人たちは生きるために犯罪に手を染めたり、有名なラッパーとかを夢見ます。
西海岸ヒップホップの名だたるレジェンドたち。
NWA、トゥーパック、ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ
彼らの歌詞にはこれらの街の名前が頻繁にでてくるし、PVなんかもそのエリアで撮っている。だからラップ好きな日本人はその感覚で訪れたがるんすよね。
でもね、やめて下さいね。
地元のアメリカ人でも近づかないようなエリアですから。
なんで、みなさん冷やかしや度胸試しでも行ってはいけませんよー。
本当の最後に僕が好きな西海岸のラップの神。
2pac(トゥーパック)の一番好きな曲を紹介します。
日本語歌詞付きなので、この記事読んでから見るとギャング抗争が止まないロサンゼルスのゲトーの様子や、そこで生まれ育った人たちの生活がより分かりやすいやすいかもです。
いやー、ビールって本当に素敵な飲み物ですよね。
それでは、ほなまた、ほなまた、ほなまたっ!