とも蔵が選ぶ、『LAのベスト・ブリュワリー 2018』を発表しちゃいます!
こんばんは、ともぞーです。
みなさん、お久しブリューイング!
さてさて、前回のブログ記事
『とも蔵が選ぶ、LAで最も美味しいIPAを造るブリュワリー』は楽しんでもらえたでしょうか?
やはりこういった記事、Twitter上でも美奈さんの評判が良いこと。
あ、皆さん。失敬
やはりアメリカも、日本も、ヨーロッパも、世界中みんな美味しいクラフトビール情報を欲していますね笑
早く世界中のみんなが肩を組みあって、美味しいクラフトビールを毎日飲める時が来れば良いのに。
そう、クラフトビールは言語と人種の壁をブチ破る!
クラフトビールは地球を救います!
はいっ。
てなわけで今日も美味しいビール情報をお届けしてまいります。
そして今日もなんと、また新しい企画をご用意しました。
題して、ジャンっ!
『とも蔵が選ぶ、LAのベスト・ブリュワリー2018』
よっ!中村屋っ!
(パチパチパチっ)
これはみなさん気になるっしょ~。
とも蔵の選ぶ、LAのベスト・ブリュワリー?
つまり、"Best Brewery of The Year 2018"ってことです。
てなわけで、今日は
2018年度『とも蔵最優秀ブリュワリー大賞』の発表をしちゃいます!
成田屋っ!
発表の前に誤解のないように、少しだけこの企画の補足を、、、
皆さんより届きましたハガキのご質問コーナーより引用させて頂きます。
質問1、そもそも、とも蔵の選ぶ『LAのベスト・ブリュワリー2018』ってなんやねん?
とても的を得た質問ですね。まず初めにこの泡〜ド(アワード)のコンセプトからお伝えしましょう。
これは私とも蔵が、自分一人で勝手に盛り上がり、自分一人の審査員が独断と偏見で選ぶだけです。受賞したブリュワリーさんには、何の名誉や直接的な利益は一切発生しません。
質問2、そもそも、なにが基準なん?
こちらも良い質問が届きましたね。さもこちらで用意していたかのような模範的なご質問を頂きました。それでは、採点基準を以下のようにまとめてみました。
<採点基準>
1、ビールの味、種類
2、ブリュワリーの雰囲気、スタッフの対応
3、個性(ビールの味、ブリュワリーのユニークさ)
4、客層、ターゲット層
5、デザイン(缶やボトルのデザイン、グッズのデザイン)
以上、この5つの視点で評価をさせて頂きました。
ベスト・ブリュワリーなんで、もちろんビールの味は評価の大部分を占めます。
5つの採点基準に関しては、もう少し詳しく補足を
1、ビールの味、種類
美味しいか?
イマイチか?
至ってシンプルな採点です。ブリュワリーです。ビール醸造所ですから味が美味しくなければ始まりません。
そしてビールのラインナップ。
オリジナル性のある個性のあるユニークなビールなのか?
流行りに乗っただけのトレンド系ビールのみをサーブするのか?
せっかくこのブログに来ていただいたので、深いところまでお連れしてから帰って頂きたい。そんな思いでこちらも重点を置いています。
2、ブリュワリーの雰囲気、スタッフの対応
個性のあるユニークなブリュワリーなのか?
流行りに乗っただけのビジネス感満載のミーハーなブリュワリーなのか?
スタッフの対応はどうなのか?
スタッフのビールに対する愛情はどのくらいか?
いくらビールが美味しくても、店内の雰囲気が悪かったり、スタッフの対応が悪かったら、ビールの味は激減します。こちらも大事な採点基準とさせてもらいました。
3、デザインを含めたブリュワリーの個性
これも自分にはとても重要な要素です。他を真似ただけだったり、流行りにのっただけの万人受けするインスタ映えのようなブリュワリーはあまり評価しません。
やはりオリジナルの軸がしっかりあって、時代を牽引してくれるような個性があるかも含めて評価させて頂きます。
4、客層、ターゲット層
クラフトビールを美味しく飲むには、周りの雰囲気も重要だと考えています。もちろん、たまたま運悪くマナーの悪い集団に遭遇する場合もありますが。
こちらはお客さんのマナーと言うより、マーケティング的な面でターゲット層と考えて頂ければと思います。
いくらビールが美味しくても、周りの客の品がなかったり、マナーの悪い人が集う場所だと、ビールの味は激減します。こちらも採点基準とさせてもらいました。
質問3、これから先へ読み進める上での、注意点を教えてください。
これも聞いていただけてとても嬉しい質問ですね。確かに読み進める上で、誤解や不平のないように先に注意事項を下にまとめておきましょう。
<読む前の注意点>
1、あくまでとも蔵の独断と偏見
2、万人受けはしない
3、キラキラした方には強くおススメしない
あくまでアングラやサブカル好きなとも蔵が好きなテイストであって、このブログを見て、ちょっと"とも蔵の趣味"が自分と違うなという方にはおススメしません。
以上、になります。
さぁ、それでは行きますか?
ミッキー・マウスか?
2018年度、ベスト・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、、、?
(ドラムロール)
ジャンっ!(ドラムロール止まる)
Dry River Brewing Co.さんです!
My Best Brewery of The Year in L.A #slowbeer
おめでとーーーーございます!
素晴らしいーーーーっ!
見事、ドライ・リバー・ブリューイング・カンパニーさんが
とも蔵が選ぶ、『LAのベスト・ブリュワリー2018』に輝きました!
まずこのテーブルに置かれたビアフライトを見れば、そのヒップなオシャレ度はイチモツ瞭然。
あ、一目瞭然です!陳謝
(イチモツ見えてどーする喝)
でね。
まずねー、この店内見渡した感じ見てよ!
レディースアパレルのセレクトショップのような店内智則#SLOWBEER#ボイルハイツ
オシャレか!
レディース・アパレルのセレクトショップかっ!
もー店内入る前からオシャレだもん。
見てみー、このお店の入り口のドア
これ、全部オーナーとスタッフがDIYで作ったそうです。
さすがアメリカン!
で、これがビアタップね。
今まで数多く見てきたブリュワリーの中で、一番個性があります。脱帽!
そしてこれは週末の真っ昼間の写真なんだけど、結構混んでたね。
一番右隅の彼、赤ちゃんを抱えての参戦です!
こーゆーの良いよね、アメリカは。
でね、私ともぞーは何度かここを訪れてんだけど、
もちろん、こーなりますよね。
流れ的に。。。
大好きなブリュワリーのTシャツGET#とも蔵のホップな暮らし
ファンになったらTシャツ買ってしまう癖。
酒癖とでも言いましょうか。
美味しいビール飲んで、いい感じに酔ってきて、目の前にカッコいいTシャツとかキャップがあったらついつい手が伸びてしまう。
いーね、酔っ払い相手のビジネスがが一番良いのかもね笑
それでは気になる、その受賞した理由を述べてみましょう。
一つずつ、、、ゆっくりと
理由1、個性豊かなビールの品揃え
昨今、アメリカ(特にカリフォルニア)も、ヨーロッパも、日本も、とにかくIPAが主流だ。
とりあえずIPA造ってプロモーションしておけば、売れるような時代に突入している。
そんな中、彼らはあえて独自のスタンスで独自の路線を歩いている。メジャーなマーケットの土俵にはのらず、自分たちの信じたホップの真実を日々追い求めている。
彼らのやっている事はとても尊敬するし、一ファンとして応援したい。
この赤ブドウを使ったビールは美味かった。
赤ワインのピノ・ノアールように葡萄の香りも楽しめるそんなビールでした。
理由2、ビールが美味い
いくら個性があってオシャレでも、ビールの味が美味くなければ本末転倒だ。
ここはもちろん、ビールが美味い!
そしてビールのラインアップも個性豊か。
ここ、2019年2月現在、LAで1番好きなブリュワリーです#SLOWBEER#ボイルハイツ
流行りのIPAに慣れてしまった口を、毎回驚かせてくれる。
サプラーイズ!
とは言っても、僕のようなIPA奴隷は正直IPAも飲みたい、、、
安心してください、置いてますから!
彼らも全くIPAを造らないわけではない。
たった1種類だけ置いてあった彼らのIPAは本当に実力派の美味しさでした。
彼らが本気で造るIPAも本当に脱帽。
理由3、超絶ヒップなオシャレ度
ただ流行りにのっただけのブリュワリーじゃ面白みがない。
プロモーションに当てる莫大な資金があったり、投資家を集めるのが上手いビジネス感満載のブリュワリーには温もりティーを感じない性分だ。
やはり時代を切り開くパイオニアであり、新しい時代を築き上げるような個性溢れるブリュワリーを選びたい。
その点、このブリュワリーはクラフトビールとファッションやカルチャーの垣根を超えているような気がする。
一番混む、週末のお昼の店内で『カリオストロの城』を上映しちゃうあたりで、その個性が伝わるのではなかろうか。
あぁ、素晴らしき母国のカルチャー。
理由4、ブリュワリーがあるロケーションが最高!
ブリュワリーのあるロケーションもブリュワリー巡りが趣味の、私のような人間にはとっても大切だ。
このブリュワリーがあるのは、ダウンタウンLAから車で10分程。
川を渡ったボイル・ハイツというエリアだ。
2019年現在、今とも蔵がLAで一番オモシロイと思えるエリアである。
まだまだ人が少ないアングラシーンが根付く場所。
こーゆーところが5年後には観光地となる。
今のシルバーレイクやエコパークやハイランドパークが昔そうだったように。。。
理由5、LAのクラフトビールシーンでマニアック(メジャーすぎない)
ここのブリュワリーのビールはあまりLAの街中に流出していないのがまた良い。
2019年5月現在でも、知る人ぞ知るブリュワリーだ。
このエリアが面白い今だからこそ訪れてほしい!
もう一度言うが、5年後にはカメラをぶら下げた観光客や、インスタ映えスポット漁りのキラキラ女子でごった返すだろう。
いくなら今だ!
理由6、ビアボトルのパッケージデザイン
今街中に出回っているビールの缶やボトルのデザインはなんとなくの流行りがある。それは日本もヨーロッパも同じであろう。
ここは、そこにも個性が溢れている。
ビールのボトルやパッケージデザインも素晴らしい。
固定概念に囚われて、凝り固まった頭しかない他のブリュワリーらが、ここのブリュワリーのパッケージデザインを見た時、
やられた!と思ったに違いない。
飲み終えた瓶を捨てるのは勿体ない。
花を生けて花瓶にするなど、お部屋のインテリアとして飾っておきたいオシャレなデザインだ。
理由7、店内の雰囲気と個性あるスタッフ
ここはいつ訪れても、素敵な雰囲気だこと。
スタッフもとてもオシャレでナイスです。
まさにヒップスター!という言葉が似合う名物スタッフの彼。
この項目に関しては、以前のとも蔵のブログ記事で取り上げています。
気になった方は是非、一度こちらを読んでみてください。
これからLA旅行を考えているクラフトビール好きに嬉しい、
近所のブリュワリーと2軒はしごバージョンで紹介しています!
それでは、クラフトビール好きの皆さんご唱和ください。
乾杯っ!
お・わ・り
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