とも蔵が選ぶ、LAで最も美味しいIPAを造るブリュワリー【2019年4月時点】
こんばんは、ともぞーです。
どーも、みなさんお元気ですか?
さて、今日はなんと!
とも蔵ブログ、記念すべき100記事目になります!
ブログを始めてからもう二年くらいになるのかな。100記事ってかんなりスローペースじゃないか?
とみなさん思ってるはず。
それはね、自分が一番思っていますw
ただ、自身のブログタイトルのように焦らずゆっくり、”ゆるるんと”続けていきたいのでこんな感じが心地良い。
それでは、記念すべき100個目の記事はこちら。
じゃんっ!
『とも蔵が選ぶ、LAで最も美味しいIPAを造るブリュワリー』
ぬおーーーーーー!
こーゆーの待ってたっしょ?
早くこーゆーの記事にしてよ!って思ったっしょ?
これはね、タイトルにもあるように
あくまで2019年4月現在でのお話です。
来年は違うブリュワリーを紹介している可能性があります。
とゆーのも2、3年前まで約60のブリュワリーしかなかったLA。
それが2019年の4月現在、約90にまで増えています。
本当にクラフトビール・バブル、クラフトビール戦国時代って言葉がマッチする時代だこと。
毎月モルモットのようにビール醸造所が増え続けてるんです。
ちょいとここらで
ツイートしたらフォロワーさんに大反響だったつぶやきをご紹介
「980」これ、なんの数字か分かりますか?
— とも蔵 (@tomo_tany) April 2, 2019
現在のカリフォルニア州にあるブリュワリーの数だって!
ヤバない⁉︎ 50州のうちの1州よ。カリフォルニアつっても、日本全土よりデカイけども… pic.twitter.com/yIxzMHnLlS
うそ〜ん。
やっぱさすがアメリカ。。。開いた口が臭いとはまさにこの事。
歯〜磨け!
さすがクラフトビール先進国のアメ〜リカっすね!
さぁ、話が脱線しましたが、、、
一体ともぞーが選ぶ、第1位はどのブリュワリーなのか?
ではでは
いきます、、、
ミッキーマウス、、、、
じゃんっ!
State Brewing Co.さんです!
日本語だとステイト・ブリューイング・カンパニーさん
今までに数多くのLAのブリュワリーを自分の足で回ったクラフトビール探検家・とも蔵が満を持してご紹介する超実力派のブリュワリーです!
まずはこのブリュワリーが何処にあるのか?
ロサンゼルスのGardena(ガーデナ市)という場所にあります。
日本人観光客はまず行かない超マイナーなエリアです。何もありません。
でも、美味しいブリュワリーってのはこーゆー場所にあるんです。
なぜか?
ビール工場って結構スペースが必要なんです。そう、ビールを造るタンクって一個だけでもかなりデカくて場所をとる。
だから、繁華街を離れた人気のない倉庫街にビール工場は多く存在します。
みなさんがこれぞLA!って頭にイメージしているようなヤシの木あって海があってのようなサンタモニカやベニスビーチやハリウッドなどの、
超ド定番の"The 観光スポット"には美味しいリアルでガチなマイクロ・ブリュワリーはありません。
理由は、そういったエリアは人々が土地を奪い合っているので広い土地がないこと。
もし仮に良い場所があったとしても、家賃や物価も高いのでそこを拠点にするメリットもありません。
ホントに美味しいビールを造っていれば、このインターネットやSNSの普及した時代、ビールおたくの人はどんな場所だろうが世界中から訪れにきます。
しかしここのIPAはどれもホントに美味い!
そしてなんとこのブリュワリー、
先月でオープン1周年を迎えました!
パチパチパチ。おめでとうございます。
オープン仕立ての頃から、ともぞーはかんなりの回数通ってました。
多い時は週3とか。
だってホントに美味しんだもん。。。
そしてここのファンになり、
State Brewing Co.さんのグッズも集める始末。
Respect LocalブリュワリーTのコレクションが趣味なあたすです。#ブリュワリーグッズ #ビールおたく
これはSTATEさんの旧ロゴ。今ではレア物です。
こちらのTシャツは店員さんが来ていて一目惚れして即買いw
JUST BREW IT!
バックプリントは今の新ロゴ
う〜ん、カッコえぇ〜。
その熱はTシャツだけに留まらず、
キャップまでこーた!笑
ワッペン刺繍と、渋いカーキで結構気に入っている。
それでは、みんなが気になる1位の理由を3つ述べたい
なんだろ、なんだろ。。。
理由その1: 数量限定のクラフトビールを提供している
ここのブリュワリーは、リアルでガチなマイクロ・ブリュワリー。とても小さな資本からスタートしたローカル・ブリュワリーだからこその良さがある。
その良さの一つとして、限られた量でしか製造できないので毎回行く度に違った種類のIPAや他の種類のビールを楽しめる。
初めて訪れた時に自分を虜にした『FRIDAY FOREVER』フライデー・フォーエバーというHazy IPAがあった。
日本語で、『毎日が金曜日』というなんともハッピーなアル中用語だ。
初めて飲んだHazy IPAだったので、ホントに感動してそれを飲みに良く通っていた。しかし数ヶ月後に行くと、ごめん、もうそのビール終わっちゃったんだ。
完売だって。チ〜ン
そんな感じで行く度に色々な新しいIPAを楽しめるのはファンにはとても嬉しい。
ホントにお世辞抜きで全部美味しいんだわ。
昨今クラフトビールブームの煽りを受けてカリフォルニアのビールも日本へ多く流出し、世界中どこでも楽しめるような量を製造する有名ブリュワリーらは、今では本当のクラフトビールとは呼べない。
もともと小さなマイクロ・ブリュワリーからスタートしたクラフトビールだったのは事実だが、お金の匂いを嗅ぎつけた投資家やパトロンが付き、次第に規模がデカくなり、色々な土地へ工場やレストラン型の店舗を出し、年間の製造量がマイクロ・ブリュワリーの規定よりも遥かに上回ってしまっている。
僕がよく表現する"元クラ"であろう。元クラフトビールだ。
理由その2: 客層
ブリュワリーの場所柄もあり、客層が良い。良いとは、落ち着くという事だ。
ここは程よく人種がミックスしている。人種のるつぼアメリカだ、こうであってほしい。そして年齢層もミックスだ。
海沿いのお洒落カフェやレストランなどに行くと、人種が極端に偏る。
白人ばっかりだ。
しかも若いインスタモデルみたいなキラキラ女子だ。
"インスタ映え"スポットだってそうだ。スマホの中の世界であって、リアルな日常ではない。そう行った場所には全く温度を感じない性分である。
このブリュワリーはその点とても素敵だ。メキシカンなどのラティーノが多く、黒人も多い。アジア人も来る。最近では味の噂を聞きつけて白人もちらほら見るようになった。
このエリアだからこそ背伸びしない、真のクラフトビール好きが人種や年齢問わず集まる場所なのだろう。
アジア人の自分にとって飲んでいてとても落ち着く場所だ。
理由その3: 味の追求
先ほども述べたように、このブリュワリーは常に新しい味を提供している。
本当にビールが好きで、人生をかけてホップの真実を日々追求しているのがテイスティングするビール一つ一つから伝わってくる。
ホップの伝道師の愛情がたっぷり注入されたビールってのは味が違う。
正直、現代のクラフトビール・ブームに乗っていっちょ金儲け的なビジネス的要素の強いブリュワリーは結構ある。
そう言ったブリュワリーは、造り手やスタッフのビールに対する愛情や、サーブするビールの味や種類、店内の様子やインスタのアカウントですぐに愛情の薄っぺらさが分かってしまう。
もちろん人ぞれぞれ考え方や価値観が違うので、そういったところが好きな人の方が多いからこそビジネスが成り立ってるわけだし、自分は一切の否定はしない。
ただ、自分は好きではない。
もともと自分もオタク気質だし、ブリュワーさんにはホップのオタクであってほしい。
ビールの話をしたらニヤけながら話が止まらないようなスタッフが働いているブリュワリーの方が好きだ。
以上、選んだ理由はこのようになります。
実はこれ、ツイッターとインスタで反響がよかったネタのスピンオフ記事だったんです。
とも蔵のツイッターを見たフォロワーさんが実際にState Brewing Co.へ行き、ブリュワリーからリアルタイムでメッセージをくださったのだ。
LAで一番美味いと思うIPAを造るブリュワリーを以前ツイートしたのだが…
— とも蔵 (@tomo_tany) March 23, 2019
嬉しいことに、先程フォロワーさんからインスタ経由でメッセージを頂きました:D pic.twitter.com/MBhZ7ax4PO
これはとてつもなく嬉しかった。。。
このためにブログやSNSでビール情報を配信しているんだ。
続けていた甲斐があった涙
フォロワーの皆さん、いつも励ましてくれてありがとうございます!
最後にもう少しだけこのブリュワリーの写真を、、、
昨年のメジャーリーグのポストシーズン、ドジャースの試合を観戦しながらのHazy IPA
ピッチャーはあの、ケンター・マーイダー!
あとね、ここへ訪れたらIPA以外も是非試してほしい。
スタウトやポーターなどもコンテストで受賞歴があるほど、IPA以外も本当の本当に美味しいです!
それでは、みなさんチャオ〜!
おしまい
----------------------------------------------------------------------------------
SNSでもとも蔵と仲良くしてください!
とも蔵 - クラフトビール探検家としての活動
ツイッター: https://twitter.com/tomo_tany
ビール専用インスタグラム: https://www.instagram.com/tomozobeer/
Tomo Tany - 写真家・デザイナーとしての活動
ウェブサイト: https://www.tomotany.com/
インスタグラム: https://www.instagram.com/tbornspace/
----------------------------------------------------------------------------------