ビール好きなあなたへ!LAへ旅行する前に必ず読んでほしいおすすめスポット【本日のブリュワリー 2軒目】
こんばんは、ともぞーです。
みなさん、お久しブリューイングっ!
てことで今日は最近訪れたブリュワリーのお話。
といっても昨日なんで出来立てホヤホヤ。
ブリュワリー?ブルワリー?
どちらでもいですが、まぁビール工場のことです。
堅苦しく言うと醸造所。そう、ビールは醸造酒。
今、個人的にLAで最も興味があったエリアへ行って来ました。
Boyle Heights(ボイルハイツ)というエリア。
ダウンタウンのすぐ右に位置する場所。
ダウンタウンのアーツ・ディストリクトから車で7分くらいの距離。
10年前とかは冷やかしでも近寄っちゃいけないような超ゲトーな犯罪多発地区だったとこ。
今回はのボイルハイツにあるビール工場を2軒ハシゴして来ました。
まず本日1軒目はこちら、はいドンっ!
窓からちょい見えグラフィティ。
Indie Brewing Comapany
醸造所: インディー・ブリューイング・カンパニー
場所: ボイルハイツ(ロサンゼルス)
場所はこんなことろ。ダウンタウンから川挟んだちょい外れね。
今でももちろん治安は悪いところの方が多いだろうけど、
こーゆー治安のキワいエリアからカッティングエッジなアングラカルチャーが生まれるんよね。
どんなブリュワリーかと言うと、、、
まずはビール工場の周りの雰囲気から。
こちら目の前のパーキング。
いや〜シビレるね〜。期待値アズMAX!
右手の倉庫がこのブリュワリー。
目の前にパーキングできるが、あまりスペースがない。
一本裏のバックストリート・ボーイズとかにいくと、人通りがなく怪しい雰囲気。夜は車上荒らしとかされそうなところなんで気をつけてくださいね。
しかしグラフィティはいつでも僕のテンションあげてくれます。
さて、気になる店内智則。
賑わってる。
この日は土曜日の夕方6時くらい。プレジデントデー(祝日)の3連休初日です。
とりあえず、カウンターに陣取る。
そうそう、今日はNBAオールスターなのさ。
テレビがあるかないかは場所選ぶときにとても重要な要素。
少しカウンター周りの様子を。
スクリーンにはビールのメニュー。全15種類くらい。
メニューはこちら。
カウンターの脇にビールタンクがあります。
カウンターには自分らのオリジナルビール瓶を再利用して作った花瓶とキャンドル。
花瓶には多肉植物が生けてありました。
ステキ…。
オリジナルグッズも買えますよ。
Tシャツの他にキャップもありました。
ホップの上にダウンタウンLAのシルエット。デザイン的にどうかは別として、一度見たら忘れないブランドロゴってのはイイね!
さて、、、
まずはテイスティング。
ここで作られている5種類のIPAを全てオーダー。
この下のメニューの真ん中、HOPPYの行を全部。IPA Del ReyからSophomoric Juiceまで上から順に1〜5番。
テイスティンググラスも入れ物もかわいい!
テイスティングした結果、僕は5番のダブルIPAが好みだったので、5番をパイントでオーダー。
それでは、3連休初日。
いってきま〜すっ!
う〜ん、きもつ〜。
なんて言ってたら、腹へってきた。
そーいや朝からシリアルしか食ってねーね。
それでは次に、気になるフードメニュー!
こちらはい、ドンっ!
ビーフリブとポークリブをオーダー。
タコスは写真撮り忘れたぁ〜。うきょ〜!
にしても全部うまい!
フードは外への出入り口の脇で買えました。毎日このフードなのかは分かりませんが、何かしらフードの屋台がありそうな気配。
なんだチミは!?
ビールが進むじゃないかっ!
なんだチミはってか!?
そして、お水はセルフで。
この半透明のバケツ良いなぁ〜。
次自分ちでビール作るときはこーゆーバケツを買おうとメモ。
だっふんだぁ!
そーしーてーーー、
時計の針が7時を回ると、DJタ〜イムっ!
ここに入った時にLAでは珍しくSkaが流れていた。DJは最初からいたのだが、回さずに奥に座っていた。
ドレッドのDJだったので、勝手にスカやレゲエで攻めてくるのかと想像していた。
DJが回し始め、ホイットニー・ヒューストンのアップテンポのハウスから始まり、サブライムいったり、ブルノ・マーズいったり、2pacいったりジャンルがバラっバラすぎてウケたが、みんなをかなり盛り上がげてくれた。
参考までに、DJが回し始めた店内こんな様子。
とまぁこんな感じです。
結論から言うと、個人的には好きです!
”IPAの種類が豊富だし。雰囲気も良いし、スタッフも感じいい。”
そして何より徒歩30秒でもう一つのビール工場へハシゴできるのは嬉しい。
またここ来ようと思います。
いかがでしたか、今回のともぞーブリュワリー・レポート。
僕は本当にLAの素晴らしいビール工場カルチャーをビール好きなみんなとシェアしたいと思っとります。
なのでもっとこんな情報がほしい、ここはどーなってんの?
とかありましたらお気軽にコメントくださいね。
ビールが大好きすぎてどうしようもないビール星人が、ロサンゼルス旅行の前に僕のブログを見て参考にしてくれたら嬉しいです。
そしてLAにあるブリュワリーの中でも、
僕の気に入った個性的でユニークなとこだけを紹介します。
ホント最後に、ちょいと小話。
もう少しこのエリアや治安やリアルなLA生活の事情について。
先ほど、このエリアは前は危険すぎたと言いましたが、
今でこそ超高いエリアになってしまった、LAのダウンタウンも、アーツ・ディストリクトも、ハリウッドも、ベニスビーチも、カルバーシティーも、シルバーレイクも、エコパークも、ハイランドパークもそう。
そして今もっとも勢いがあるのは、LAX国際空港のすぐ脇に位置するイングルウッド。
イングルウッドのことは前の記事で紹介しています。
LAで3本の指に入る超ゲトーなイングルウッド。10年前に誰がここイングルウッドの物価が高騰すると予想できたか。
今、そのイングルウッドがジワジワきてます!
LA Ramsのフットボールステジアムを建設したり、巨大なコンサート会場、The Forumを建設したり。数年前から投資家は良い不動産を求めイングルウッドへ視線を向け始めた。
だいたい5年置きにこーゆーヒップなエリアが移り変わる。
それはLAだけでなく、ニューヨークだって同じ。
今でこそみんなが住みたがるNYのブルックリンやウィリアムバーグ。20年前に誰がこんなゲトーなエリアにお金を払って住みたかっただろうか。
ブルックリンは今や"超"のつくお金持ちエリアと化し、数年前からブルックリンはクイーンズへとバトンを渡している。
つまりこの流れを抑えていれば、時代のカッティングエッジなエリアの移り変わりは掴めるわけだ。
犯罪の多い安くてゲトーなエリアをクリエイターが探し始める
↓
若いクリエイターやデザイナーが棲み着く
↓
ギャラリーやカフェやデザイナーズオフィスやビール工場ができる
↓
ヒップスター達が注目し始める
↓
敏感な人が棲み着く
↓
物価が上がり始める
↓
元々いる貧しい人達が住めなくなり追いやられる
↓
新しいアパートが建ち始める
↓
治安が劇的によくなる
↓
物価が上昇しすぎる
↓
白人の多い街になる
↓
カメラをぶら下げた観光客が目立ち始める
↓
犯罪の多い安くてゲトーなエリアをクリエイターが探し始める
↓
このループの繰り返し
この前、僕の写真展で訪れたポートランドもそう。
今回面白いなぁと思った個性的なエリアは、5年後にはお金持ちによってLAのメルローズのように完全に荒らされてツマラナイ差し支えないエリアになっていることだろう。
この流れは、アメリカだけではないはず。
ドイツのベルリンだって、南アフリカだって、中東のイスラエルだって同じはずだ。
ちなみに、今僕はイスラエルのアングラシーンが気になりすぎてしょうがない。
近いうち必ず旅行しにいきたい。
そんなこんなで今日はこの辺ででお開き。
いや〜、ビールって本当にステキな飲み物ですよね。
みなさん素敵で楽しいハッピーでホッピーな毎日をっ!
それでは、ほなまた、ほなまた、ほなまた!