オールディーズ好きの必須アイテム。ポマードって一体なんなん?【本日のポマード 1缶目】
こんばんは、ともぞーです。
どーもー。みなさん、お久しブリーフです!
さてさて、今日はビール工場でもクラフトビールでもレコードでもNBAでもなく、新しいトピック。
今日の記事は、ズバリ新企画っ!
題して、じゃんっ!
『本日のポマード』
こちらはともぞーがアメリカで購入した人生はじめてのポマード。
"Murray's Superior Hair Dressing Pomade"
とても長い歴史を持つポマード・メーカーです。
その歴史、、、
なななんと、
このブランドは1925年創立で今尚、圧倒的な支持があります。
もちろんオールディーズ好きの方の中で。一般的にはないです。
実はね。こちらもね、ブログ開設してからずっとあたためていた企画なんです。
すでにネタはたくさん用意してあって、投入タイミングを見計らっていました。
過去に僕の記事を読んでくれた方はご存知だと思いますが、私ともぞーは古いものフェチであります。
音楽、車、カメラ、ファッションなどとにかく古いものが大好きなんです。
- 音楽はレコードで聴くのが好き
- 好きな車は50年代、64年以前のクラシックカー
- カメラはフィルム
そして、ヘアをセットする時はポマードなわけであります!
髪型のセット。慣れるまで、すんごい難しいです。
特に油性ポマード。。。
最近は日本でもテレビ業界を中心に少数の間で再ブームが来ていて、みなさん巷でチラホラと耳にする機会も増えたのではないでしょうか。
僕は今回アメリカに渡ってきたのが2013年。
渡米当初は腰の後ろに手を回して掴めるほどのスーパーロングヘアで、トイプードルのようなキツめのパーマをかけていたのですが、、、
渡米した翌年にはさっぱりと短くし、それから清潔感を保つため、
そしてオールディーズ好きの一人としてポマードを愛用するようになりました。
まぁ、よーするにこの企画でみなさんと一緒にポマードの良さを共有できたらなと思っている次第でゴンザレス。
ポマード、興味あるけど〜。よく分からな〜い。
どーやって使うの〜。
とゆー方のために今日は記事を書きました。
そもそも、ポマードとは一体なんなのか!?
なんだチミはってか!?
ポマードとは
wikiさんによるとこのように言及されている。
油性の整髪料で、主に男性用。ゼリー状もしくは粘性のある油状を呈し、成分や形状によって油性、水性、そして植物性、鉱物性に分類される。
簡単にゆーとこうだ。
ポマードとは、男性のヘアスタイリング剤の一つ。
ワックスやジェルが世にでる一昔前の男性の整髪料と言えばポマードしかなかったわけだ。
粘り気の強い油で、リーゼントやオールバックなどのヘアスタイルを固めてキープしてくれるが特徴。
ワックスにはないツヤ感と、ジェルのようにカチカチに固まない柔らかいセット力が魅力で、今再び一部でブームが来ています。
50年代オールディーズの"THE KING"、エルヴィスを思い出してもらえれば分かるように、強い固定力と艶のある仕上がりが特徴なので、リーゼントスタイルやオールバックスタイルのヘアスタイルにはもってこいなわけだ。
ジェルやムースとどう違うのか?
じゃー、日本で親しみのあるジェル、ムース、スプレーと一体全体なにが違うんだっ!?
大多数の日本人が使用するジェルやムースやスプレーは整髪料が乾いて固定します。
それに対しポマードは、髪と髪の間に油を塗り込んで接着させて固定する為、濡れたような仕上がりになるんです。
ポマードの種類
ポマードには油性と水性と植物性と鉱物性がある。
油性は、熱に弱く、湿気に強い。
水性は、熱に強く、湿気に弱い。
- 油を加工せず練り込んだのが油性ポマード。何度シャンプーしてもなかなか落ちないのが最大のデメリット。
- 水性ポマードは水素添加した油を中心に構成されているのでシャンプーで洗い落ちがすこぶる良い。
- 植物性は、ひまし油、木蝋などに香料を練り合わせたもので、べたつきが強いのが特徴。植物油の原材料はニオイが強烈で、それを隠すための香料が多量に配合されている事が多い。
- 鉱物性はワセリン、ミネラルオイル、マイクロクリスタリンワックスなどを練り合わせたもの。植物性と比べるとサラっとした感じはでるが、これもまたシャンプーで洗い落ちずらい。原材料のニオイは少ないので香料が比較的少なくて済む。
そして、今現在日本で販売されているポマードの多くが植物性です。
アメリカでは水性が多いのかな。。。
ポマードの語源
ともぞーブログっぽくポマードの語源をちょいと。
ポマードの語源は、林檎あるいは果実を意味するラテン語のPomum(ポムム)から来ています。
一説によると昔は林檎を原料とした物を整髪料としてに塗っていたことから由来するらしい。
また、昔はポマードが開発される前も整髪料的なものを使用されていたが、19世紀までは髪をセットするには、熊や鯨などの動物性の脂肪が用いられていたらしい。
1900年代に突入し、石油を加工する技術や、植物油を安定化させる方法が開発されると、ワセリンやミツロウを使ったポマードが流通し始めた。
日本でのポマードの歴史
日本の柳屋本店は、1920年(大正9年)にアメリカより技師を呼んでポマードを開発し、現在なお続くロングセラー品である柳屋ポマードを製造販売している。
ポマードが普及し始めた昭和初頭
当時ドライヤーがある家庭はごく僅かで、現在のような髪をしなやかに処置するシャンプーは一般的でなかった。そのため、クシを通しただけでは乾いた後に、髪がボサボサになり、世の男性たちを悩ませた。
そこで髪をセットする時は、髪を濡らした後に、ポマードを付けてクシを通すスタイルが一般化した。
ほら、みんなのお財布に入っているこのお方も。
あ、でもみんなこっちの方が好きか。。。
とまぁ、日本史や世界史の教科書なんかに登場するこの時代の文豪や偉人さん達はみんなポマード愛用していたわけだ。
とゆーか、当時はそれしか良い整髪料がなかったのだ。
ポマード人気の衰退
1960年代に入ると、合成ポリマーを主成分としたサラっとして洗い落ちのよいヘアリキッドが発売され始めた。
また家庭でのドライヤーの普及、そしてふんわりセットが流行りにより、ベタつくポマードは嫌われて販売数は低下し、現在特に油性のポマードは、中年以降の男性が用いる整髪料としてもっぱら認知されてた。
最後に雑談...
ちなみにお相撲さんの髪型のお話。日本にいた時にマツコ・デラックスさんの深夜番組を見ていた時のこと。
マツコさんの番組の話だと、お相撲さんの近くにいるとすごい甘いニオイがする。
甘いものが好きで食べ過ぎているから体臭が甘いのか!?
なんて話題に。
僕が以前日本で勤務していた錦糸町。両国が近いため、お相撲さんが街に多くいた。
チャリンコこいでたり、総武線に乗ってたり。
確かにすれ違ったり近くに寄ると甘いニオイがした。
したら原因はお相撲さん達が髪につける整髪料のようだ。
そう、つまりマゲを結う時に使用する整髪料。
どうやら、お相撲さんは砂糖水を使用してマゲを結っているらしい。
これは、番組で言っていたので僕は一切の責任を負いません。。。笑
ま、そんなわけでこのコーナーでは、実際に僕が使用したポマードを自分なりに評価していこうと思います。
今回紹介したこちら人生初ポマード。
なぜこれを買ったのか?
どーせなら、一番歴史の長いブランド。
オールディーズの王道、油性のポマードを使ってみたかった。
大好きなエルヴィスやオールディーズのレジェンド方と近づきたかった。。。
ちなみに、油性を購入したのはこれのみで、2缶目から今までずっと水性を使用しています。
ともぞー指数
★★☆☆☆
評価: とにかくシャンプーで落ちない。初心者にはセットとベタつきで毎日が苦戦。数あるポマードの中でも油性は開発当初からある王道アイテム。それこそエルヴィスの時代は水性が開発されるまでみんな油性だっただろう。
ツヤ感は素晴らしいです。水性と比べるとツヤツヤ具合はハンパないです。が、普通にシャンプーを3回しても半分も洗い落とせない。一回つけると全部落とすまでに2、3日はかかります。
調べると油性ポマードを洗い落とす専用のシャンプーがあるのだが、ポマード以上に値段が高く分けわかんないので買いたくなかった。
次は当分買わないが、ポマードの歴史、そしてオールディーズ好きとして良い経験になったと思う。ので星2つの評価。
さ、こんな感じで新企画でした。
ゆーても僕もポマード歴が浅いので、これを見たポマード愛好家の先輩方がおりましたら、色々アドバイスください。
僕もアメリカで毎回違うポマードを購入して、しっくりくるのを探してみます。
それでは、みなさん良い1日を
ともぞー