1947年にビルボード・チャート1位に輝いた伝説のハーモニカ・グループ【本日のレコード 3曲目】
こんばんは、ともぞーです。
今日は最近めっちゃハマっているレコードのお話。
そのレコードとの出逢いは実に、一つのあるアクシデントから起きた運命的な出会いだった。。。
そのレコードがこちらはい、ドンっ!
『HANG ON RAMSEY! 』The Ramsey Lewis Trio
ラムジィー・ルイス・トリオ
すごく気に入っていて、最近仕事から帰ってきたら毎日のように聴いとります。
このレコードはねー、2ヶ月前くらいかな。
ロングビーチのフリーマーケットで購入したんだよね。
そこですげーナイスなベンダーさんに会い、言われるがままに彼のおすすめレコードを3枚購入。
その一枚がこれ。
30年代と40年代のスウィングとジャズおたくの、ウェスタンハットをかぶった西部映画から飛び出して来たような、これでもか!ってくらいアメリカンな白人のおっちゃん。
最近、ジャズとかスウィングにハマっていて、知識ないんだけどフリマで自分なりに色々と漁ってレコード買ってるんだ。とおっちゃんに言うと、
どの楽器が好きなのか?と聞かれ、
このミュージシャンは聴いておきなさい、とのありがたきアドバイス。
今では3枚ともすっかり気に入っています。
そんな感じでレコード生活を送っているのですが。
まさに昨日、このブログ記事を書き綴っていたら、ある重大な衝撃な事実を知ることとなった。。。
ブログを書くとき、ある程度ミュージシャンとかの下調べしてから書くんだけど、Google先生に質問しているうちに、、、
あれっ? これ、中身ちがくねっ!
あれ、なんかおかしいぞ。このジャケットのラムジィー・ルイスというミュージシャンは、偉大なピアニストなはずだ。
でも、自分がいつも聴いている音楽はピアノ、一切ないぞ。。。
ハーモニカだけだ。あれ?
ってことでね、
中身のレコードラベルを購入してから2ヶ月にして初めてちゃんと確認しましたよ。
したらね、
中身のレコードがジャケットと違うミュージシャンっ!
ベンダーのおっちゃん、中身ちゃうやんけー!
ちなみに、本当の正しいジャケットはこれ。
いつも聴いていたミュージシャン。実はこんな人たちだった。
Jerry Murad's Harmonicats
ジェリー・ムラード・ハーモニキャッツ
ジェリー・ムラードを中心としたアメリカ人のハーモニカ・グループ。1947年に結成され、2009年まで活動をしていた。そしてこのレコード、Peg o' My Heartは1947年にリリースされ、1950年までに、世界で100万枚以上のセールスとなり、アメリカのビルボード・チャートで堂々の1位に輝いた。
つまり僕が最近ハマっているレコードは彼らの曲だったんです。
さっ、じらすのはこれくらいにして
まずはレコードを視聴してみましょう!
ブラボーっ!
いやー、素晴らしいっ!
実にほっこり。。。
このアコーディオンのようなハーモニカの音色。
この音色とメロディーがねー、仕事から帰宅したサンセット前の夕方、カリフォルニアの気候にバッチりハマるんよね。
このほっこり。そして少ししんみり。なんかうまく表現できないんだけど、
そんな繊細なメロディーラインが、小学生の時の下校時間のようなセンチな感情にさせるんよね。
でもさ、これはさ。
ベンダーのおっちゃんがたまたま中身を入れ間違えていたからこの音楽に出会えたんだよね。
てことは
おっちゃんが間違っていなかったら、一生聞くことがなかったかもしれない音楽。
そして今、そのレコードが大好きで毎日聴いているという。
これぞまさに運命的な出会い!
最後に、本当は手元にあるべきはずだった逆サイド。
生き別れた側のレコードのミュージシャンが気になってゴーグルで少し調べてみましたよ。
こちら、レコードジャケットのミュージシャン
Ramsey Lewis
ラムジィー・ルイス
1935年生まれイリノイ州のシカゴ出身のアメリカ人。ジャズ作曲家、ラジオ・パーソナリティー。現在は82歳。今までに80枚以上のアルバムをリリースし、7回のゴールドレコード、3回のグラミー賞を獲得。
そしてこの間違って入っていなかったレコードは、
1965年にカリフォルニア州はハモサビーチにあるライトハウスという伝説的なライブハウスで収録されたものでした。
裏面をズームしてみると。。。
RECORDED:
1965年ハモサビーチ、カリフォルニアと書いてある。。。
ハモサビーチといえば、、、 うちの近所。
これは、僕のインスタアカウントにアップしてるやつなんだけど、2013年だったかな。iPhone5sで撮影したハモサビーチの写真。
とにかく人混み嫌いな僕は、人の比較的少ないハモサビーチが好きであります。
家から近いビーチなので、割とよく行きますよ。
レコードジャケットだけは持っていて、まだ聴いたことがないラムジィー・ルイスさん 。
調べてみると、すごい偉大な方でした。。。
時代と時代。人と人。人種と人種。失敗と出会い。
それらを繋いでくれるレコード。
今日はそんなことを考えさせらせる日でした。
ますますレコードに感謝。
いやー、レコードって本当に素晴らしいですね。
それでは、ほなまた、ほなまた、ほなまたっ!